6月29日(日)撫養おぢばがえりデー開催!

美馬支部で第4回「ようぼく一斉活動日」開催

6月1日午前10時から、美拝分教会を会場に第4回「ようぼく一斉活動日」が開催されました。当日は晴天に恵まれ、ようぼく一人ひとりが親神様の思召に応えようと心を合わせて集いました。

行事は、まずおつとめをつとめさせていただき、続いて諭達拝読が行われました。親様の教えの原点に立ち返り、心を澄ませて日々のおたすけを振り返る尊い時間となりました。その後、表統領先生のメッセージビデオを拝見し、親様の思召を改めて胸に刻ませていただきました。映像からは、親様の深い親心と、私たちようぼくへの変わらぬ願いを感じ取り、会場全体が一層引き締まった思いに包まれました。

御谷分教会長に合わせて諭達拝読

そして、この日の記念講話として、前徳島教区長である南阿大教会長様をお迎えし、貴重なお話をいただきました。南阿大教会長様は、「感謝・慎み・たすけあい」の陽気ぐらしの3つのキーワードを用いられ、特に「たすけあい」の大切さを中心にお話しくださいました。

逸話篇「皆丸い心で」に学ぶ

冒頭では、逸話篇135話「皆丸い心で」にある教祖の温かいお姿を紹介されました。教祖は小さな子どもにも分かるように、丸いブドウを例に「世界は皆、丸い心でつながるのやで」と教えられました。丸く柔らかい心で人とつながることが、陽気ぐらしの世界を築く土台であるとお諭しくださり、私たちもその心を育みたいと感じさせていただきました。

ようぼくとしてのつとめと身近な実践

岩佐円秋(いわさ ひろあき)・南阿大教会長様

さらに、南阿大教会長様は「ようぼく」としての務めについても語られました。ようぼくは親神様の道具衆として、まず身近な家族や隣人への「にをいがけ」から始める大切さを強調されました。親様のおたすけは「取引」ではなく、ただ相手を喜ばせたい、助かってもらいたいという誠真実の心から自然に生まれる行いであるとお教えくださいました。その心をもって、日々の暮らしの中で声をかける一歩を惜しまないように、と語られました。

声かけや挨拶の力

日常の中での小さな声かけの力についても、具体的な例を交えてお話しくださいました。ある社長さんが、社員一人ひとりに毎朝「おはよう」と声をかけることで、職場の空気が温かくなり、心配りが広がっていったというお話は、私たちの日常にもすぐに活かせる学びとして胸に残りました。声かけひとつで間柄が深まり、心の風通しが良くなることを改めて実感させていただきました。

聞くことの尊さ

また、相手の話に耳を傾けることの尊さについてもお話しくださいました。相手の話をただ情報として聞くのではなく、低い心で共感しながら聞かせていただくこと自体が、おたすけであり信頼を深める道だとお示しくださいました。説教ではなく、相手の思いに寄り添い、無言のうちに「あなたを信頼しています」という気持ちを伝える姿勢こそが大切なのだと教えられました。

信仰者の心構え

そして、講話の中で「熱意=火」という例え話が印象的に語られました。水がお湯に変わるように、私たちも熱意をもって人に向き合うことで、相手の心を温め、共に成人を目指す力になると語られました。どんなに小さな行いでも、親様に喜んでいただきたいという真実の心をもって通るとき、必ずご守護いただけるのだと示されました。

教祖140年祭に向かう決意

最後に、親様140年祭に向かうこの旬の歩みこそが本番であり、その中で親様にご安心いただけるような姿を目指すことが大切だと結ばれました。南阿大教会長様の講話は、私たち一人ひとりの信仰姿勢を改めて見つめ直させていただき、心を新たにする尊い機会となりました。

この第4回「ようぼく一斉活動日」を通して、集まったようぼく一同が、親様への感謝とたすけあいの心を新たにさせていただきました。親様に喜んでいただけるよう、声かけや思いやりの小さな一歩を惜しまず、勇み心で日々を歩ませていただきたいと、心に深く誓わせていただきました。

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